私たち日本人は、古くから自然に感謝し、その自然の恵みを頂きながら、自然と共に生きる循環型共生社会を長い長い歴史の中で作りあげてきました。
しかし戦後、急速な経済発展の中で、江戸時代から伝わる先人たちの知恵を忘れ、便利や贅沢な暮らしが その大切な"自然のいのち"の恵みに感謝することを忘れさってきたように思えます。
そのため 周りを見渡せば、自然は人工的に作られた緑であり、川であり、古来の在来の風景こそ見つけることができなくなっています。
このサイトを立ち上げる目的は、日本人として、地球に住む人間として、今、私たちの暮らしと多様な生物の関係をもう一度 見つめなおすきっかけを作りたく始めました。
この地球上では、毎秒驚く程の森が消滅し、生き物が自然絶滅スピードの1,000倍の速度で失われていっています。近年、年間4万種以上が絶滅危惧種として、増え続けているのです。
それは決して海外の話だけではなく、私たちの豊かな暮らしを支えてくれている日本の生態系も含め、全てのものと関係していることに気付いて欲しいからです。
私たちが便利で快適な携帯電話や家電製品など、工場が日本にあっても、その原料となる貴重な鉱物資源(レアメタル)は海外から調達します。それがあってこそ、製造でき利用できるのです。その自然資源をこのまま開発し続けていけば、そこに生きる"生き物"はどうなるでしょう?日常無駄に使用している紙や薬もすべて、海外から調達していることを想像してみてください。
日本は水と緑の国と呼ばれることがありますが、食糧や木材の自給率は先進国でも最も低い数字である以上、日本人として誰もが、海外の自然資源、遺伝資源など生物多様性の恩恵を受けて生きていることなのです。
水自体、食糧輸入のために、大量の水が輸入されていることは多くの方が気づいていません。さらに温暖化の伴い、気候変動問題に影響を受けるのは私たち人間だけでありません。
すでに多くの生物の絶滅種の数を加速度的に影響を与えています。地球温暖化もまた、人間が齎した経済的要因がCO2濃度を上げ すでに多くの生き物の命を消滅させているのです。
世界の人口が今世紀中に100億近い人口になった時、食糧はどうなるのでしょうか?
日本人に身近なミツバチやメダカ、カエルがいなくなったら どうなるのでしょう?
このまま地球上の森を伐採し続けたらどうなるのでしょうか?
私たち市民はこの生物多様性について 本当に理解しているのでしょうか?
この多くの映像を見て、何かに気づき、感じて頂ければと思います。
これらは人類が抱える本質的な問題を見つめることから始めなくては、未来は来ない様に思えます。私たち市民、消費者のライフスタイルを見つめなおすことが、企業を変えて、新しいグリーンな経済活動のシフトされていくことでしょう。
大量生産・大量消費から脱し、消費の形態を見直し、自然との関係をもう一度人間が考える非常に重要なタイミングだと思います。
来年は、国際生物多様性年を迎え、10月には日本の名古屋で、国際生物多様性条約会議が開催されます。
無関心な市民が多いのは事実ですが、温暖化と同じく非常に重要な私たちの未来を決める国際会議となるだけに、私たちメディアがその重要性と責任を伝えるべきと考えています。
是非、こうした内容を伝えるメディアに対し、企業や政府、自治体、市民等
ご協力頂ければ幸いです。非営利メディアとして 生物多様性の保全の重要性と必要性について 普及・啓発していきたく考えています。
Green TV Japan
代表 水野 雅弘