
2010.06.10
ドイツ・ハノーファーに拠点を置く年間売上3兆円を超える旅行観光業欧州最大手のトゥイ(TUI)は、顧客、特に多くのリゾート客からのニーズである「豊かな自然」を重要な財産として重要視しています。このリゾート地になくてはならないものが生物多様性です。したがって、トゥイにとって生物多様性の保全は非常に重要な意味のある価値の高いものであり、また、リーダーシップ宣言に署名することでその保全を実施することを表明しました。
例えば、豊かな自然として挙げられるマングローブ林は動植物、つまり、生物多様性の宝庫であるのと同時に、海岸の浸食、高潮、暴風雨などの自然の緩衝帯としての機能もあります。このマングローブ林の保全活動を、スリランカ西南海岸部ベンタラ地方に位置する町アンバロンゴダにて、マングローブ苗を栽培する施設の設置や、破壊されたマングローブ林の再植林、環境教育センターの設立といった活動を世界自然基金(Global Nature Fund)プロジェクトを通じて支援しています。
また、トゥイがホテル事業として資本出資している「RIU Hotels & Resorts」社では、アフリカ大陸西沖合いの島国カーボベルデ共和国で絶滅危惧種のウミガメの保護に取り組む「SOS Tartargas」も支援しています。2008年、「SOS Tartargas」に救助された赤ちゃんウミガメは5500匹に上りました。また、RIUリゾートの事業を行う上では、孵化したウミガメが海へ帰る際、道に迷わない様にするための特殊な照明を使用しています。
アフリカ大陸のケニア・タイタヒルズは、気候変動、干ばつ、山火事、ゾウの乱獲などによって、元は森林であった土地の多くが乾燥した草原やサバンナに変わってしまいました。そこで、トゥイでは、「Friends of Tsavo」と協力して種の多様性の保全に取り組んでいます。サイタ・ヒルズ・サンクチュアリにおいて大型草食動物の侵入を防いでおり、さらに、25 haにわたって植林も行いました。
トゥイでは、このような生物多様性保全活動を世界各地で行っています。さらに、詳しい情報は、下記のリンクをご覧ください。
トゥイホームページ:http://www.tui.com/
トゥイの生物多様性への取り組み(イニシアティブサイト内、英語):
http://www.business-and-biodiversity.de/en/the-good-companies/tui.html
トラックバックURL: http://www.cop10.com/mt4/mt-tb.cgi/190