生物多様性とビジネス
企業活動においての原料調達や生産工程に大きく影響を及ぼすこととなってきた生物多様性の重要性に気付いている企業は決して多くありません。2010年名古屋で開催される国際生物多様性条約会議は自然保護だけでなく私たちの生活に大きく影響を与える自然資源、遺伝資源などを経済的に持続可能に利用していくための様々な国際的な取り組みが議論されます。

ご使用のブラウザ環境では、正しく動画が表示できない可能性があります。
以下の注意点を確認し、必要な設定を行った上で再度表示してください。

  • ブラウザの JavaScript 設定を有効化してください。
  • 最新の Adobe Flash Player をインストールしてください。

Get Flash Player

ムービータイトル

限りある水資源を守るために(4'34'')

湿地帯の保全に関するラムサール条約とは?水資源の大切さを伝えます

著作者:Ramsar Convention on Wetlands

アースキーパー

Ramsar Convention on Wetlands(ラムサール条約)
ラムサール条約は、1971年に水鳥が生育する湿地帯の劣化と損失に不安を抱いた国々とNGO団体によりイランの都市で採択された。、国際的に重要な湿地帯の生態学的特徴を維持し、湿地の賢明な利用または持続可能な利用を計画する政府間協定。湿地帯に関わる多様なプログラムの運営や、危機的状況にある湿地帯の保護活動の支援などを行う。

限りある水資源を守るために

2009.08.30

今回のテーマのラムサール条約は、湿地帯の保存と利用管理に関する国際条約です。湿地の生態系を守る目的で1971年2月2日に制定され、7ヶ国が締約国により1975年12月21日に発効されました。1980年以降、定期的に締約国会議が開催されています。水鳥の生息地としてだけでなく、私たちの生活環境を支える重要な生態系として、幅広く湿地の保全・再生を呼びかけ、湿地の「賢明な利用(Wise Use:ワイズユース)を提唱しています。また、湿地の保全や賢明な利用のために、人々の交流や情報交換、教育、参加、啓蒙活動を進めることも決議されています。2009年5月12日現在、締約国159ヶ国、登録湿地数1,843ヶ所、その合計面積は約180,028,774ha に及びます。

日本でも、こうした条約の締結を背景に、様々な活動が行われています。その中でも、'ラムネット(RAM・NET)'は、ラムサール条約登録湿地を「楽しむ」「学ぶ」「まもる」ための情報共有サイトを提供しています。湿地を楽しむための情報、湿地ついて学ぶための情報、湿地をまもるための情報を「小鳥の便り」というページで共有すると共に、日本全国のラムサール条約登録地の情報や湿地の保全、活用、楽しみ方に関する話題もクローズアップして紹介しています。
http://ram-net.jp/index.php

湿地帯とはどのような場所を指し、どんな役割を果たしているのか、皆さんはご存知ですか?ラムサール条約の定義では、湿地は天然、人工、永続的か一時的か、水がとどまっているか流れているかなどを問わず、沼沢地、湿原、泥炭地又は水域のことを言い、低潮時における水深が6メートルを超えない海域も含むそうです。

具体的には内陸の湿地帯として湖、沼地、川、オアシス、水田、人工のため池などがあり、海岸の湿地帯としてマングローブ、サンゴ礁、干潟、河口などがあります。(番組ではイラストで分かりやすく紹介しています。)これらの湿地帯は、自然界の水の循環にとってかけがえのない役目を果たしています。また、人間も地下水や農業のかんがいで利用しています。さらに、湿地帯は世界の1/5の炭素を含んでいるため、温暖化対策のためにも大切な存在です。

今まで人間がいかに湿地帯を軽視し、破壊してきたか。既に、地球上の半分の湿地帯がなくなってしまったそうです。しかし、最後は希望は残されています。それは、ラムサール条約の存在。これは湿地を守っていくためのこれは国際的な約束であり、水の有効利用、国際的な湿地帯のネットワーク作り、国内や地域での協力体制を作っていく手助けになっています。

「手遅れになる前に、湿地帯を守る活動を1人1人が始めることが大事」という言葉には、大いに納得させられます。韓国のチャンウォン市の美しい湿地帯の風景も楽しめるので、ぜひ見てみてください。

twitterでつぶやく

シンクマイライフ

地球上にある水のうち、私たちが利用可能な水はどの位あるか知っていますか?地球上にある水の97%は海水で、残り3%の水が全人類を支えています。しかしその3%も、地下水や南極や北極の氷や雪。それらを差し引くと、人類が使用出来る水は、わずか0.001%程度に過ぎないと言われています。水は貴重な資源であることをもっと認識すべきです。

(0)

 トラックバックURL: http://www.cop10.com/mt4/mt-tb.cgi/59

名前
URL