生物多様性とビジネス
企業活動においての原料調達や生産工程に大きく影響を及ぼすこととなってきた生物多様性の重要性に気付いている企業は決して多くありません。2010年名古屋で開催される国際生物多様性条約会議は自然保護だけでなく私たちの生活に大きく影響を与える自然資源、遺伝資源などを経済的に持続可能に利用していくための様々な国際的な取り組みが議論されます。

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生物多様性の経済的評価の確立~TEEBリーダーが語る

著作者:Green TV Japan

アースキーパー

TEEB(The economics of ecosystems & biodiversity)
2007年3月にドイツ・ポツダムで開催されたG8+5環境大臣会合で立ち上げられたプロジェクトで、生物多様性の価値を具体化し、プロジェクトのもたらす便益と生物多様性の価値を、定量的に認識することができるようになることを目指した研究を進めています。生態系や生物多様性と経済の欧州委員会やドイツ政府、イギリス政府、ノルウェイ政府が資金などを提供し、ドイツ銀行のパバン・スクデフ氏がリーダーとなって推進されている。世界中の数多くの専門家がボランティアとしてこのスタディーに参加しています。
●TEEBオフィシャルサイト
http://www.teebweb.org/

【New】生物多様性の経済的評価の確立

2010.03.05

2010年。国連の定めた生物多様性年であると共に、10月には生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催される本年は、まさに生物多様性という非常に重要な課題に対し、国、企業、民間、そして市民が一丸となって取り組むきっかけとなる大切な年です。まだまだ認知度の低い生物多様性ですが、現在、生物多様性が私たちの人間生活といかに結び付いているのを研究する様々な動きがあります。

今回の番組でご紹介する「TEEB(The economics of ecosystems & biodiversity)」もその一つです。TEEBという名称自体、まだまだ御存じない方も多いと思いますが、Green TVはこのTEEBの研究リーダーを務めるパバン・スクデフ氏にその実体と生物多様性との関わりついて取材してきました。

TEEBは、生物多様性版のスターンレビュー(2006年に公表され地球温暖化対策に大きく影響を与えた報告書)と呼ばれ、生物多様性分野における研究を推進するために2007年3月にドイツ・ポツダムで開催されたG8+5環境大臣会合で立ち上がったプロジェクトです。ドイツのボンで開催された生物多様性条約第9回締約国会議(COP9)で、「生態系と生物多様性の経済学(TEEB)」として中間報告レポートが発表されました。その目的は大きく2つあり、一つ目は生態系や生物多様性の損失による経済的・社会的損失がその程度の規模に達するかを示すこと、そしてもう一つは各国の政策決定者や地方自治体、事業者や市民に対して、この危機に対する具体的な対処方法を示すことにあります。
今年中に、TEEBの最終報告書が発表される予定で、COP10に向けて世界各国から収集した情報を踏まえTEEB事務局による作業が進められています。最終報告書では、対象主体によって政策当局者向け、地方自治体向け、企業向け、市民・消費者向けと4つのパートに分けられレポートがまとめられることになっています。

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シンクマイライフ

生物多様性の経済的価値と私たちの暮らしは密接に関わっています。
市民であり消費者である私たち暮らしは、生物多様性に大きな影響力があると同時に
その経済的価値に私たちの生活は支えられていっても過言ではありません。
TEEBレポートをきっかけに、生物多様性と私たちの暮らしについて考えてみませんか?

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