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生物多様性って何?~研究者が語る
著作者:Green TV Japan
五箇公一さん
1965年、富山県高岡市生まれ。京都大学農学部卒業後、京都大学大学院農学研究科昆虫学専攻修士課程修了。農学博士。農薬企業在職中に京都大学博士号(論文博士)取得。
1996年に国立環境研究所入所。現在、同研究所侵入生物研究チーム総合研究官(室長)、環境省侵入生物プロジェクト・リーダー、および同研究所化学物質生態リスク評価研究室室長を併任。
2009.10.16
皆さんは、「生物多様性」という言葉をご存知ですか?
今、地球環境問題の大きな課題の一つとして注目されているのですが、まだまだ一般の方々の認知度は低いようです。
この生物多様性は、1992年にリオで開催された'地球サミット'で地球温暖化とともに話し合われた議題の一つだったのです。しかし、温暖化に比べてまだまだその言葉自体、理解されていなのが現状です。
そこで今回の映像では、この生物多様性について、簡単にわかりやくご紹介したいと思います。お話を伺ったのは五箇公一さん。彼は現在国立環境研究所で新入生物研究チーム総合研究官(室長)と環境省新入生物プロジェクトリーダーを兼任しています。
生物多様性とは、簡単に言うと「いろいろな生き物がたくさんいる状態」です。多様性と一言で言っても、遺伝子の多様性、種の多様性、生態系の多様性、景観の多様性など様々です。私たちの生活は、見えないところで、こうした生物多様性に支えられて成り立っています。しかし、それが十分に認知されないままに、今生物多様性はものすごいスピードで失われています。残念なことに、こうした生物多様性の損失には、私たち人間の活動が大きく影響しています。地球温暖化、生息地の破壊、資源の乱獲、外来種の移送など、上げてみるときりがありません。
五箇さんは仰っています「認知するだけでなくアクションを!」と。
生物多様性があるから、われわれの生活は維持され、サステナブルな社会が成立しているのです。こうした生物多様性の損失は、ゆくゆくは人類の存続にもかかわる重要な問題です。手遅れになる前に、こうした生物多様性の意義を理解し、私たちにできることを考えていきませんか?
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はっきりした原因は不明ですが、このミツバチの花粉媒介という花から花へとわたる受粉活動がなくなると私たちが毎日食べている果物や野菜が実らなくなります。命のつながり、想像してみて下さい。