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野生動物の危機~気候変動が生態系を変える:9
著作者:WWF-Belgium, ESA, BELSPO and individual videasts
Climate Trackers
WWFのキャンペーンの一環として始まったClimate Trackersは、動物たちが今、気候変動によってどんな影響を受けているのかを、動物の視点に立って考え、この気候変動が今後どのように地球の生態系と生物多様性に影響を与えるかを教えてくれます。さらに、市民ができる簡単なエコを紹介することで、みんなで二酸化炭素の排出を減らし、動物たちを救うためのアイディアを提供してくれます。
http://www.climatetrackers.net/
2009.12.11
WWFのキャンペーンの一環として始まった"Climate Trackers"は、気候変動による環境への影響を一般市民に訴える映像です。動物たちが今、気候変動によってどんな影響を受けているのか、またこの気候変動が今後どのように地球の生態系と生物多様性に影響を与えるかを考えるきっかけを与えてくれます。
この映像に登場するのは、タイマイ、、カッコウ、そしてジェンツーペンギンの3種です。
まずはタイマイ。 おもに熱帯海域に生息するウミガメで、その美しい甲羅がべっ甲の材料になることから長年乱獲されて生息数が減少し、絶滅危惧種に指定されています。タイマイが紹介してくれるのは、サンゴの危機。このシリーズでも何度か取り上げられてきましたが、今回また新情報が。それはサンゴの生息のためには周囲が22度~28度でなくてはならないということ。でも今は夏の気温が上がりすぎていて、すでに世界のサンゴの5分の1が消滅しています。しかも、共生藻が減少することでサンゴの白化現象が。このままでは、サンゴが再生能力をなくし、衰弱していく一方だと訴えます。
次いで登場するのはカッコウ。ヨーロッパの泥炭湿原が憂き目にあっていることを教えてくれます。湿原は、人間が奥地まで観光地として利用したり、有毒なものが流入したり、針葉樹人工林を作ってしまったりでどんどん減少し、今のヨーロッパではポツポツと島のように点在するような状態です。そんな中、カッコウは蝶の幼虫を餌にしているのですが、湿原が減ることで、この湿原で自生する植物のまわりで繁殖する蝶が減少。よってカッコウは餌にありつけなくなってしまっているのです。
最後はジェンツーペンギン。人生の70%を海に使ってすごします。休む時も氷の塊に乗って海を漂っています。陸に上がるのは主に子育て中だけです。注目すべきは南極圏の気温の上昇率。地球上のほかの地域の5倍も高くなっていて、海水が溶けだし、食物連鎖に異常をきたしています。ペンギンのヒナたちの餌は小さなエビやオキアミ。それらは氷の下の藻を食べているので、そこにペンギンは取りに行けばいいのですが、氷が解けるということは、より遠くの氷まで餌をとりに行かねばなりません。すると親鳥は疲れ、子どもたちはおなかをすかせ・・・こうして、ペンギンの集団が減ってしまっているのです。
動物たちは直接言葉で伝えることはできません。
しかし、彼らは確実に絶滅の危機にさらされています。
こうした動物たちの代わり、私たちが声を出していこうではありませんか。
失われてしまう前に、私たちにできることから始めましょう。
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はっきりした原因は不明ですが、このミツバチの花粉媒介という花から花へとわたる受粉活動がなくなると私たちが毎日食べている果物や野菜が実らなくなります。命のつながり、想像してみて下さい。