
2009.09.25
2009年9月18日(金)、UNEP-WCMCは、各国政府の行うアクションや政策が地球上の種や生態系にどのように影響を与えているのかを的確に理解するためには、こうした影響を測定する'生物多様性指標'への投資が今後さらに必要になってくると発表しました。この結論は、生物多様性の問題に取り組む科学者や団体が発表した米国の'サイエンス'という雑誌に掲載された記事をもとに導き出されました。
2002年に開催されたCOP6において、2010年までに生物多様性損失の速度を大幅に減少させるためのターゲットが掲げられました。そして来年2010年の10月には、世界の代表が名古屋に集まり、このターゲットが達成されたか否かを評価するための会合COP10が開催されます。
記事によると、生物多様性指標は上記の評価をするためにはとても有用であるけれど、この生物多様性指標は決して完璧とは言えず、まだまだ発達段階にあると言います。たとえば、この指標には気候変動による生物多様性への影響は考慮されておらず、また生物多様性がわれわれに提供してくれる恩恵やサービスに関する指標もわずかしかありません。
名古屋で開催されるCOP10では、2010年以降の生物多様性ターゲットに関する決定がなされると同時に、生物多様性指標の継続とさらなる発展についても討議されることになります。新しい指標は、この名古屋での会合に向けて、非常に注目されるトピックのひとつで、今年の7月には政府や大学、NGO団体の専門家たち70人がイギリスに集まり、現在の指標を見直し、COP10に推薦する新たな指標のリストを作成したようです。
※生物多様性指標(The biodiversity indicators)とは
この指標は、CBDが2010年ターゲットの進行状況を評価し、世界レベルで比較していくいために認めた22の主要項目から構成され、大きく7つの分野に分けられる。主要項目の中には、さらに細かい指標やその評価方法などについても明記されている。十分に完成させた指標もあれば、さらなる改善を要する指標もあり、また、各地域や国レベルでその内容も変化してくる可能性がある。
詳しくは、下記ホームページをご参照ください。
http://www.twentyten.net/Default.aspx
本記事は、以下ニュース記事を参考に作成しました。
詳細は、以下サイトをご参照下さい。
・Countdown2010掲載記事
http://www.countdown2010.net/article/greater-investment-needed-in-biodiversity-indicators
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