
2010.02.03
1月初頭に、日本国政府が生物多様性条約ポスト2010年目標に関する日本提案を発表しましたが、EU(欧州委員会)もまた、今後の生物多様性政策のあるべき姿について協議文書を発表しました。今回の協議では、2010年末までに、ポスト2010年の生物多様性政策の枠組みを構築する観点から、EU加盟国間で議論を開始し、推進していくことを目指しています。
今回提示された協議文書では、2050年までの長期的なビジョンとそのビジョンを達成するためのステップとして2020年までの中期目標が示されています。長期ビジョンでは、生物多様性や生態系サービスを保全・評価し、可能な限り修復を図るとしており、中期目標は、下記の4つの選択肢が示されました。
選択肢1:生物多様性や生態系サービスが失われるスピードを2020年までにEU域内で大幅に遅らせる。
選択肢2:生物多様性や生態系サービスの喪失を2020年までにEU域内で阻止する。
選択肢3:生物多様性や生態系サービスの喪失を2020年までにEU域内で阻止し、可能な限り回復させる。
選択肢4:生物多様性や生態系サービスの喪失を2020年までにEU域内で阻止し、可能な限り回復させる。また、地球規模での生物多様性の喪失の阻止にEUが貢献する。
この協議の結果は、本年10月に愛知県名古屋市で開催される第10回生物多様性条約締約国会議(COP10)において、EU全体の共通の立ち位置として示されることになります。
※本記事は、以下ニュース記事を参考に作成しました。
→http://europa.eu/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/10/32&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en
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