日本の森・里・海
田んぼには1000種類の生きものが住んでいます。その生きものを食べるために渡ってくる鳥たちが糞を落とし、微生物が育ち、みみずが土を肥やすのです。害虫を食べる蜘蛛が居てその蜘蛛を食べる蛙がいます。しかし絶妙にそのバランスの中で 私たち人間がその恵みを頂いたいるのです。しかし今、日本も絶滅の加速が進むホットスポット」なのです。
命のつながり、想像してみて下さい。

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ムービータイトル

人が集まる森を作りたい~共存の森ネットワーク vol.02(7'28'')

森の"聞き書き甲子園"を卒業した学生達が森で学び、地域との繋がりの大切さを知る番組です

著作者:Green.TV Japan

アースキーパー

共存の森ネットワーク
共存の森ネットワークは、平成19年に設立され、世代を超えたネットワークから、持続可能な未来に向けた様々な活動を生みだすために活動するNPO法人。全国の里山を拠点に、学生と「名人」、そして地域に暮らす大人や子どもたちが一緒に取り組む「森づくり」・「地域づくり」に展開。2002年に始まった「森の“聞き書き甲子園”」をはじめ、「文字」や「映像」によって森とともに生きる暮らしの知恵や技術、人々の想いを記録して、アーカイブしている。
http://www.kyouzon.org/index.html

自然に生かされ生きる

2009.08.30

「自然に感謝し、自然と共に生きる暮らし」
~愛知県豊田市の事例から~
aichi.JPGはるか遠い昔の話ではなく、つい最近まで私たち日本人にとって当たり前の生き方でした。ここ50年程の間に日本人の生活スタイルは大きく変わりましたが、それでもなお日本各地で、昔からの知恵と技で自然の恵みを活かして生きる暮らしが綿々と続いています。経済という目に見えにくいものではなく身の回りの自然に頼って生きる確かな暮らしが残る農山村地域に、私たちは大学生や高校生らとともに通っています。

私たちが通う地域の一つをご紹介します。
愛知県豊田市の椿立自治区。豊田市の中心部から車で約一時間、街道沿いから急な山道を登った場所にこの地域はあります。六集落からなり、およそ250人の方々が住んでいます。山間に広がるこの地域は、古くから農林業で暮らしを営んできました。棚田で米や麦をつくり、蚕を飼い、農閑期には炭焼きや林業に従事し、人々は年間を通じて、自然の恵みによって暮らしを成り立たせてきました。文字通り"人は自然の一部"であり、意識をせずとも、自然が人を生かし、人が自然を守り、長い間そのバランスを保ってきたのです。 

ところが昭和30年代を境に人々の暮らしは急速に変化しました。外材の輸入により林業は衰退し、石油とガスの普及により薪炭の需要が少なくなりました。機械化等より農作業の省力化が可能になったこともあって、豊田の工業圏に働きに出る人も多くなりました。周囲の自然から生活に必要なものを得ていた暮らしから徐々に離れ、人も地域から離れていきました。
しかし今でも、田んぼには稲が実り、畦の草はきれいに刈られ、家の脇には薪が積み上げられています。炭を焼き、山菜を採り、動物を獲る人がいます。「自然に感謝し、自然とともに生きる暮らし」が地域にまだ息づいているのです。その中に、私たちが持っていない大切な"何か"があるのではないか――。そう思い、これからも私たちは通い続けます。

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シンクマイライフ

私たちの祖先は、自然の恵みを享受し、自然と共存しながら生きてきました。それは、今の時代でいう贅沢な暮らしとは違うかもしれません。しかし、その生活はとてものどかで豊かなものです。自然・野生生物・人間が共存できる暮らしを、世代を超えてみんなで考えていきませんか?それは決して難しいことではありません。なぜなら、それは私たちのおじいちゃん、おばあちゃんがずっと育んできた営みなのですから。

筆者

田代純一(たしろ・じゅんいち)

1983年、神奈川県生まれ。NPO法人共存の森ネットワーク事務局。高校生や大学生を中心とした若者と共に地域づくり・森づくり活動を展開する「共存の森」プロジェクトの東海フィールド(愛知県豊田市椿立)で、地元住民と地域外の若者を繋いでいる。

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