日本の森・里・海
田んぼには1000種類の生きものが住んでいます。その生きものを食べるために渡ってくる鳥たちが糞を落とし、微生物が育ち、みみずが土を肥やすのです。害虫を食べる蜘蛛が居てその蜘蛛を食べる蛙がいます。しかし絶妙にそのバランスの中で 私たち人間がその恵みを頂いたいるのです。しかし今、日本も絶滅の加速が進むホットスポット」なのです。
命のつながり、想像してみて下さい。

ご使用のブラウザ環境では、正しく動画が表示できない可能性があります。
以下の注意点を確認し、必要な設定を行った上で再度表示してください。

  • ブラウザの JavaScript 設定を有効化してください。
  • 最新の Adobe Flash Player をインストールしてください。

Get Flash Player

ムービータイトル

いのちの森~地球意識にたつ未来(10'17'')

著作者:Green TV Japan

アースキーパー

野中ともよさん
上智大学文学部新聞学科卒業後、アメリカ合衆国のミズーリ・コロンビア大学大学院に留学。帰国後フォトジャーナリストとしての活動を開始。ニュースキャスターから、三洋電機の社長を務め、幅広いステークホルダー(企業、市民、政府、NPO)によびかけ、より大きな貢献を実現するため、Gaia Initiative(ガイア・イニシアティブ)というNPOを2007年に立上げ、活動を始める。さらに、地球のためになにか一つできることをしようという+1運動を提唱し、より多くの人達が参加する活動を推進している。

いのちの森

2009.08.28

かつて「沈黙の春」を著したレイチェル・カーソンは、私たちが地球に生きるうえで最も大切なことはセンス・オブ・ワンダーだと語った。センス・オブ・ワンダーとは、自然の美しさを感じるこころ。温暖化の危機や環境破壊を対処するだけでなく、地球を愛するこころを育み、感じることが必要なのだ、という。このことを別な言い方で、ディープエコロジーともいう。
ディープエコロジーの基本は、多様な生命のつながりを意識すること。小さな虫や花、あるいは土や水、空気、そのすべてのバランスのなかで私たちは生かされている。という認識。私たちの生活は生物多様性のなかにある。

「もしこの世界からミツバチが消えてしまったら、その4年後、人類は絶滅する・・・。」
 
これはアインシュタインが残した言葉だ。この言葉は「生物多様性」を端的にしている警句。いったいなぜミツバチが絶滅すると人類が絶滅するのだろう。

現在、世界の25万種の顕花植物の実に3/4が受粉を必要としており、約100種の植物がミツバチによる受粉に頼っている。ミツバチが絶滅すると翌年、彼らが受粉していた植物は受粉できず実を結ばない。
わたしたちの食べる農作物でもアルファルファ、リンゴ、アーモンド、かんきつ類やタマネギ、ニンジンなどがミツバチによって受粉している。さらにはそこに住まう様々な昆虫やそれを食べる動物、そこから生み出される土や水、そして森が大気を生み出している。
その受粉を助けるミツバチは人類の未来にも大きくかかわっている。

すべての生命は相互にむすびつきながら、多様性のなかに共存している。今年の彼岸花の開花はいつごろだったのだろう?イチョウの葉が落葉したのは?

自然からのメッセージは、小さい声で語られている。
身近ないきものを観察していると、温暖化によって以前見られなかった南方のセミを見かけたり、花の開花時期が変化してきていることに気づいたりする。
それは自然界からのサインであって、季節を告げる彼らの小さな声は、生態系全体のなかでわたしたちが生かされていることを教えてくれるはずだ。

まずは身近な里山や自然に触れてみることが大切かもしれない。
古来、日本には鎮守の森があった。様々な生命のいとなみを八百万の神とし、その理のなかに生きてきた。今年のアースデイでは明治神宮で「いのちの森」というプロジェクトがはじまった。実際に森のなかで土に触れ、生命を感じるところから意識をかえていこうという試みである。
環境意識がビジネスの分野でも大きく広がった今だからこそ、「いのち」そのものが価値軸の中心に置くことが必要なのかもしれない。いのちの森の再生は、多様な生命の調和の認識、そしてそれは私たちの生き方そのものの再生でもある。

twitterでつぶやく

シンクマイライフ

皆さんは森に入ることで心が癒されたり、豊かな気持ちになった経験はありませんか?
森では、たくさんの'いのち'がつながり育まれ、生態系をつくっています。それを肌で感じることで、地球の大切さや'いのち'の大切さを感じることができのではないでしょうか。
身近な自然から感じてみませんか?

筆者

谷崎テトラ

構成作家、ワールドシフトネットワークジャパン事務局

愛知県立芸術大学非常勤講師。海外での取材をもとにしたTV・ラジオ番組や出版の企画編集など様々なメディアを通じて活動している。地球温暖化防止レインボーパレードやアースデイなどの環境保護アクション、虹の祭り、BeGood Cafeなどの社会起業活動。ポエトリーリーディングと音楽によるユニットVOID OV VOIDをはじめ、STK、Mu-tanzなどでサウンドデザイン&Liveもおこなう。
ワールドシフトネットワークジャパンの設立に関わる。

(0)

 トラックバックURL: http://www.cop10.com/mt4/mt-tb.cgi/86

名前
URL