日本の森・里・海
田んぼには1000種類の生きものが住んでいます。その生きものを食べるために渡ってくる鳥たちが糞を落とし、微生物が育ち、みみずが土を肥やすのです。害虫を食べる蜘蛛が居てその蜘蛛を食べる蛙がいます。しかし絶妙にそのバランスの中で 私たち人間がその恵みを頂いたいるのです。しかし今、日本も絶滅の加速が進むホットスポット」なのです。
命のつながり、想像してみて下さい。

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ムービータイトル

五感で感じ取る環境教育(8'39'')

著作者:Green TV Japan

アースキーパー

財団法人キープ協会川嶋直さん
1953年東京都調布市生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。1980年山梨県清里、八ヶ岳の麓にある財団法人キープ協会に就職。1984年から環境教育事業を担当。森の中での様々な自然体験プログラムを通して、この素晴らしい自然環境のために働くことが出来る人を育てることを目指して、様々な仕事をしている。「自然と人との橋渡し役」といわれる「インタープリテーション」が職業。
財団法人キープ協会
http://www.wwf.or.jp/activity/forest/irrigal/indonesia/index.htm

五感で感じ取る環境教育

2009.08.28

八ヶ岳の麓(山梨県北杜市)で25年間、自然体験を通した環境教育活動を実践しています。この活動を始めた1985年頃には「皆さん、環境問題って聞いたことがありますか?具体的にはどんなことでしょう?」と問いかけていましたが、勿論今はそんな問いから始まることはありません。そして10年位前には「皆さん、環境教育って聞いたことがありますか?具体的にはどんなことでしょう?」と問いかけていましたが、最近では「環境教育」という言葉も随分と一般化してきました。
大人を対象の環境教育こそ重要です。もちろん、子ども対象のプログラムもたくさん実践していますが、「子どもが変われば大人も変わる」「今更大人はもう無理だから...」というような無責任な態度でなく、「子どもは大人の背中を見て育つ」ことを意識して、子どもたちに対して環境問題の恐怖を植え付けるのはなく、この奇跡の星の可能性に希望を持ってもらえるような環境教育をと頑張って来ました。

「自然の中での直接体験(実物体験)を通した環境教育」は、子どもたちへの教育実践としてはこの20数年で随分と広がりを持ってきたと思います。また大人への環境教育も、ISO14001の広がりもあって各企業が積極的に(規定だから仕方なく?)環境教育に取り組んで来ました。企業人に「環境教育の経験は」と問うて「あります」と答える率は非常に高くなってきているでしょう。しかし、そのほとんどは「何が環境の問題なのかを知る」という机上の(ディスプレイ上の)学びにとどまり、自然の中での実体験を通した環境教育のチャンスを得ている大人は極めて少ないように思えるのです。

ある企業の環境担当者は「川嶋さんたちの環境教育って、森の中に入って遊んでいるだけでしょ?」と言うのです。夜の森に静かに入り、森の生き物たちの気配を感じながら、自分もこの星の一員であることなどに思いを寄せる「ナイトハイク」など、私たちが実践している数百もある体験アクティビティの数々は、そのほとんどが私たちの森の中での試行錯誤から生まれたものです。自分自身も含めた生物のこの星でのあり方について、知性とともに感性で語ることが出来るトレーニングを、私たちこの時代を生きる大人たちはもっと積まねばならないのではないでしょうか。
ややこしい「生物多様性」という言葉の本当の意味は、ディスプレイの向こう側にあるのではなく、森の海の川の中にあるのだということを、もう一度考えてみてはいかがでしょう。

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シンクマイライフ

最近、森に入っていますか?
葉っぱの匂いや木肌の匂いを嗅いだり
湿気を含んだ空気や新鮮な土の感触を
皮膚で味わっていますか?

筆者

川嶋 直(かわしま ただし)

財団法人キープ協会 常務理事(環境教育担当)

1953年東京都調布市生まれ。26年間東京で生活、清里生活30年目。1984年にキープ協会がネイチャーセンターを開設した当初から環境教育事業を担当。25年に渡る環境教育の指導者養成事業の経験の中から、「指導者にとって、コミュニケーション力と企画力の重要性」を痛感し、「自然好き」をベースにした「人間好き」を育てる人材育成のノウハウを蓄積してきた。「企業人とのコラボが世界を変える」が最近のキャッチフレーズ。
(キープ協会スタッフ紹介より)

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