日本の森・里・海
田んぼには1000種類の生きものが住んでいます。その生きものを食べるために渡ってくる鳥たちが糞を落とし、微生物が育ち、みみずが土を肥やすのです。害虫を食べる蜘蛛が居てその蜘蛛を食べる蛙がいます。しかし絶妙にそのバランスの中で 私たち人間がその恵みを頂いたいるのです。しかし今、日本も絶滅の加速が進むホットスポット」なのです。
命のつながり、想像してみて下さい。

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ムービータイトル

里地里山~自然とともに生きる知恵・命を育む場所(11'18'')

著作者:環境省 (制作Green TV Japan)

アースキーパー

環境省SATOYAMAイニシアティブ
里地里山に見られる自然資源の持続的な利用は、生物多様性の保全と両立する自然共生社会のモデルとなりうることから、日本をはじめ世界各地にある伝統的な自然共生の智恵と現代の技術を組み合わせ、自然資源の持続可能な管理と利用のための共通理念を構築し、世界各地の自然共生社会の実現に活かしていく取組が「SATOYAMAイニシアティブ」である。
2010年10月に名古屋で開催予定の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)において提案・発信されることになっている。 

SATOYAMAイニシアティブ

2009.10.02

わが国の国土のおよそ4割を占める里地里山は、集落とそれを取り巻く農地、ため池、草原などで構成される二次的自然を中心とした地域です。都市と原生的な自然との間に位置し、農林業などの長年にわたる人間の働きかけを通じて、環境が形成されてきました。
 また、里地里山は、絶滅危惧種をはじめとする多くの野生生物が生息・生育する生物多様性を保全する上で重要な地域でもあります。
 しかし、近年、農村の過疎化・高齢化による管理放棄や経済活動の変化により、里地里山での人間の働きかけが縮小したことによる生物多様性の質の低下が懸念されています。
 このような状況を受け、平成19年11月に閣議決定した「第三次生物多様性国家戦略」では生物多様性の3つの危機の1つに里地里山の危機が位置づけられました。
 これを受けて、里地里山に見られる自然資源の持続的な利用は、生物多様性の保全と両立する自然共生社会のモデルとなりうることから、わが国をはじめ世界各地にある伝統的な自然共生の智恵と現代の技術を組み合わせ、自然資源の持続可能な管理と利用のための共通理念を構築し、世界各地の自然共生社会の実現に活かしていく取組を「SATOYAMAイニシアティブ」と名付け、2010年10月に名古屋で開催予定の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)において提案・発信することとしています。

SATOYAMAイニシアティブの国際状況
平成20年5月のG8環境大臣会合でSATOYAMAイニシアティブの国際的な推進が合意されるとともに、生物多様性条約第9回締約国会議(COP9)では、環境大臣がその促進を国際社会に表明しました。また、平成21年4月のG8環境大臣会合におけるシラクサ宣言においてもSATOYAMAイニシアティブを例に自然資源の持続可能な管理を促進することを決定しました。

国内の取組
未来に引き継ぎたい里地里山の取組を調査・分析し、情報発信及び技術的支援を行うとともに、里地里山における自然資源の管理・利活用及び多様な主体の参加促進方策を検討をしています。また、保全再生活動を全国的に展開していくための「里地里山保全・活用行動計画(案)」の検討・策定を進めています。

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シンクマイライフ

日本の国土の約4割を占めると言われる里地里山、人と自然が共生し独特の自然環境が形成される地域。生き物の絶滅のスピードが増す中、未来の子供たちのために、生き物を保全していくための重要な地域として、さらに日本人自らが世界に誇れる地域として、私たちはこの身近な地域を、世界に誇るべきもう一度見つめ直す必要があるのではないでしょうか?

筆者

環境省自然環境局自然環境計画課

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