日本の森・里・海
田んぼには1000種類の生きものが住んでいます。その生きものを食べるために渡ってくる鳥たちが糞を落とし、微生物が育ち、みみずが土を肥やすのです。害虫を食べる蜘蛛が居てその蜘蛛を食べる蛙がいます。しかし絶妙にそのバランスの中で 私たち人間がその恵みを頂いたいるのです。しかし今、日本も絶滅の加速が進むホットスポット」なのです。
命のつながり、想像してみて下さい。

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里山里海の価値を知る〜生態系サービス評価

生態系の価値を計るミレニアム生態系評価についての映像です。

著作者:Green TV Japan

アースキーパー

里山里海の価値を知る〜生態系サービス評価

2010.07.09

世界の生態系は刻一刻と変化しています。とりわけ人間が誕生して以来、近代化が進む現代において、私たちの生活が地球の生態系に大きな影響を与えています。こうした生態系の変化や人々の暮らしに与える影響を評価し、生態系の変化に対しとるべき行動の選択肢を提供するためにスタートしたのが、『ミレニアム生態系評価』です。

世界の研究者や環境・開発分野の関係者が実施した、世界初の総合的な地球規模の生態系評価は、2001年から2005年の4年間にわたり、95カ国の1,360人以上の科学者により実施されました。生態系が私たちに提供してくれる様々なサービス「供給サービス・調整サービス・文化的サービス・基盤サービス」を評価した結果、①人間の活動により地球上の天然資源が枯渇しつつある。②環境への負荷のため、必ずしも地球上の生態系が将来世代を支える能力があるとはみなせない。③適切な行動をとれば、今後50年にわたって多くの生態系サービスの劣化が回復可能。④そのためには、政策や慣行の大幅な改革が必要とされる。と報告され、今後も継続的に評価を実施していく模様です。

こうした背景のもと、地球規模での評価だけでなく、地域、流域、国などのレベルでの評価として、世界各地で合計34の『サブ・グローバル評価(SGA)』が実施されています。日本でも、2007年から実施されることとなったサブ・グローバル評価は'里山・里海SGA'とも言われ、里山・里海の生態系サービスと価値をミレニアム生態系評価の概念的枠組みを適用して評価し、持続可能に維持していくための取り組みが始まっています。

今回の映像では、その評価に携わり里山里海SGA科学評価パネル共同議長をつとめる中村浩二氏にお話を伺っています。日本においてなぜ里山・里海が重要で生態系評価の対象となったのかを分かりやすく説明してくれています。さらに、ストックホルム大学教授のトーマス・エルムクヴィスト氏が、SGAを実践したストックホルムの事例を紹介しいます。

変化し続ける世界の生態系に私たちは適応しながら生きていかなくてはなりません。こうした変化を正確に認識し、自然と共生していく術を模索していくことは、持続可能な社会と未来の地球のために不可欠なのではないでしょうか。
執筆:大瀧

【参考URL】
●日本における里山・里海のサブ・グローバル評価(里山里海SGA)概要
http://www.cop10.com/J-SGA_Overview_Jul2010.pdf

●ミレニアム生態系評価
http://ja.wikipedia.org/wiki/ミレニアム生態系評価

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