水のいきもの
最悪の場合、2048年には、世界中の海から私たちが食べる魚が絶滅に瀕する可能性があると発表されています。(2007年米国サイエンス誌)。 WWFによると全漁獲量の40%が狙った魚と異なり、不要と海に捨てられているようです。
小さな海の生きものが全ていなくなったら・・ 命のつながり、想像してみて下さい。

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ムービータイトル

いきもののつながり〜海の生物多様性を学ぶ

干潟で暮らすアナジャコとはどんないきもの?

著作者:Green TV Japan

アースキーパー

アナジャコ
ザリガニのような爪を持った甲殻類の一種で、北海道から九州、台湾、朝鮮まで広い範囲に分布。主に干潟に生息し、水質浄化など重要な役割を担っている。

いきもののつながり〜海の生物多様性を学ぶ

2010.06.22

私たちの周りにはたくさんの'いきもの'が生息しています。
こうした生き物たちは、互いに支え合いながら共生して暮らしています。都会で生活しているとなかなか身近に感じることのできませんが、自然界には多様な生き物のつながりが存在します。

今回の映像は、こうした生き物に焦点を当てた'いきものシリーズ'の第一弾として、東京湾に棲む「アナジャコ」についてご紹介します。アナジャコといっても、なかなかピンと来ないかもしれませんが、ザリガニのような爪を持った甲殻類の一種で、北海道から九州、台湾、朝鮮まで広い範囲に分布しています。Green TVは、千葉県の'海の博物館'を訪れ、スタッフで動物分類学者の奥野淳兒先生にお話を伺いながら、まだまだ未知の「アナジャコ」の生態に迫りました。

体調わずか10cmほどのアナジャコですが、この小さな体で干潟の生態系に大きな影響を与えています。アナジャコが干潟に形成する深さ2mにも及ぶ巣穴は、エビやカニなど様々な生き物の棲みかとなり、これらの生き物を捕食する水鳥も干潟に集まることから、干潟の生物多様性を保つことにつながります。また、干潟に巣穴を形成することで干潟の浄化能力の向上にも役立っています。

森、里、海には、私たちが知らないたくさんの命のつながりがあります。自然の中に棲む生き物をクローズアップしてみると、まだまだ面白い発見や驚きがたくさんありそうです。私たち人間もこうした生き物の一部です。近代に入り少しだけ生き物の循環の環から離れてしまった気がしますが、地球で持続可能に暮らしていくためには、多様な生き物との共生が不可欠です。身近な生き物から私たちが学べることは、たくさんあるのではないでしょうか?
執筆:大瀧陽子

【参考URL】
●海の博物館HP
http://www.chiba-muse.or.jp/UMIHAKU/
●アナジャコWikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/アナジャコ

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